1位 ぎっくり腰
「朝起きたら急激に痛くて動けない」というように、前々から予兆はあるものの、朝起きた時や重い物を持とうとした時など、突如やってくるのがぎっくり腰です。雷が落ちたような痛みが走りますよね…。ぎっくり腰になった時に絶対にやってはいけない事や当整骨院での治療法は、
ぎっくり腰をご覧ください。
武蔵境中央整骨院には、毎週多くのぎっくり腰患者さんが駆け込まれてきています。
院長のぎっくり腰治療の実績は軽く1,000人を超える程、これまで多くのぎっくり腰患者さんを治療してきました。皆さんそれぞれ症状は違いますが、
多くの方が「たった1回の来院で殆どの痛みがなくなった」とおっしゃいます。ぎっくり腰で今すぐ何とかしたいという方、まずはお電話ください。お待ちいただかなくても済むよう、優先してご案内致します。
突然の事故で心身共に大きなダメージを負われたのではないかと思います。
その後、お身体に支障は出ていませんか?
武蔵境中央整骨院では、交通事故による怪我や後遺症の施術も行っています。
ムチウチや手足のしびれ、腰痛、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気など、例え軽い症状でも気になる方はご相談ください。
交通事故は治療が長引く傾向が強く、また、数日後〜数ヵ月後に症状が出ることもあります。
後遺症が残らないためにも、痛みなどの症状を感じたら早めの治療をお勧めします。
ご不明な点がございましたら、お問合せページからメールをいただくか、お電話ください。
2018. 4. 2
スポーツ障害の季節です
暖かくなってくるとスポーツ障害が増えてきます。
試合前に痛みや違和感があっても、つい無理をしてしまう方が多いです。
昔は当たり前だったトレーニング法が、今では間違いということも少なくありません。
成長期は骨や関節が柔らかく、過剰な負担やトレーニングの反復は「スポーツ障害」の原因になります。
スポーツの常識も日々進化しています。
運動をしている皆さんは、ちょっとした痛みや違和感、フォームの乱れなどの「小さな変化」を見逃さず、スポーツ障害を予防しましょう。
スポーツで起こる身体の故障には、瞬間的な外力によって起こる「スポーツ外傷」(骨折、捻挫、肉離れなど)と、身体にかかる繰り返しの負担によって痛みなどの症状があらわれる「スポーツ障害」があります。
スポーツ障害は早期に対処しないと長引いてしまい、関節が変形したり骨が剥離して痛みが治らなかったり、日常生活に支障が及ぶこともあります。
これらのケガを扱う先生の中には、スポーツ外傷とスポーツ障害を総称してスポーツ障害と呼ぶこともあります。
また、特に子どもに多いスポーツ障害ですが、成長期は骨が先行して成長するため、筋肉の成長とのアンバランスが生じやすいのです。
成長期とは男子の場合は高校1〜2年生、女子は中学3年生くらいまでですが、この時期の骨はまだ軟骨の状態で、骨端線と呼ばれる部分から伸びていきます。
骨や関節が成人と異なり構造的に弱く、強い外力や繰り返しの負荷が続くと、傷ついたり変形しやすいため、どうしても子どものスポーツ障害が多くなってしまうのです。
運動が盛んな時期、身近な方でスポーツによる痛みを訴えられていましたら、ぜひ、ご相談ください!
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2018. 3. 1
春に多くなる症状
暖かくなってきましたが、春になると流行する症状がありますので、今回はその幾つかを紹介します。
@ギックリ腰。
暖かくなると生活や身体が活発化しますが、筋肉は冬の寒さで固まったままの方が多く、そのアンバランスがギックリ腰や寝違え、背中の痛みにつながってしまうのです。予防するには、身体を急激に動かさない。起床の際は、布団の中で少しゴロゴロする。温かいものを摂るなどの対策が必要です。当院には、約200人以上のギックリ腰の患者さんがいますが、約3/1が春先に受傷しています。突発的な痛み、原因不明な痛みに襲われたら、すぐにご相談ください。
Aスポーツ障害。
スポーツ中のケガといえば捻挫や肉離れ、酷い場合は骨折や脱臼などありますが、ランナー膝やジャンパー膝。テニス肘や野球肩といった反復性の刺激により引き起こされるスポーツ障害にも注意が必要です。新年度がはじまると部活動など、新たにスポーツをはじめる方も多いと思いますが、無理は禁物です。初期こそ体力レベルに応じた運動量とペースを考えましょう。予防にはセルフケアが大切です。運動前後のストレッチ、必要に応じてのテーピング。痛みが出る運動についてはフォームチェックや指導者との相談。十分な休養などが必要です。
B寝違え。
ぎっくり腰に次いで多いのが突発的な首の痛みです。冬の間に冷えてしまった首の筋肉は損傷しやすい状態です。予防には、お風呂にゆったり浸かったり、肩関節のストレッチが効果的です。オンもオフも活動的になる春は、コンディションをしっかり整えて、新生活をはじめましょう。
最後に当院の公式LINEアカウントをはじめました。
ぜひ、みなさんご参加ください!
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2018. 2. 9
冷え症
2月になってもまだまだ寒いですね。
冷え症にお悩みの皆さんには辛い時期かと思います。
そこで今回は、簡単にできる冷え症の解消法をいくつかご紹介したいと思います!
@足の裏を刺激する。足の裏にはツボ(刺激点)がたくさんあり、刺激を加えることで体内循環の改善が図れます。最近は市販の足ツボグッズもバリエーションが豊富です。痛い刺激が苦手な方はイスに座り、自分で強度を調節しながら踏みつけるようにされるとよい刺激が得られます。
A指の先を揉む。手足の爪の生え際には井穴というツボがあります。ここに刺激を入れて自律神経のバランスを整えたり、身体の循環を改善させるのが刺絡療法です。それぞれの指に痛いか痛くないか、2〜3秒ほどのちょうどよい刺激を加えるだけの誰にでも手軽にできる療法です。刺激を入れすぎると逆効果になってしまうのでご注意ください。また、実施の際はすべての指に対して行うようにしてください。
Bお腹を“の”の字を書くように撫でる。身体をリラックスさせる神経は体内の循環を整える作用も備えています。効果的に刺激を入れるポイントは、手の平を大きく使って、乾布摩擦をする要領でしっかり圧を加えることです。お腹が柔らかくなるのを感じられるようになってきたらよい徴候です。
まずはこれら3つの解消法を順番に行ってみてください。
足の末端や手先にまで効果が行き渡るよう末梢神経を刺激し、お腹を擦って中枢に近い場所を活性化する、ふたつの相乗効果で身体が温まっていきます。
1回2回で変わるわけではありませんので、ぜひ継続的に行ってください。
冷えを感じたら上手に神経に刺激を加えて、寒い時期を乗り越えていきましょう。
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2018. 1. 9
あけましておめでとうございます
2018年も皆さまの健康に携われることを幸せに感じて、診療に励んでいきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆さま、今年の目標は決まりましたか?
1月は寒さもピークですが、身体を冷やして新年早々ケガをしないようにお気をつけください。
今月は当院の患者さんに多い、足関節の捻挫について書きます。
通勤途中で階段を踏み外したり、女性であればハイヒールでつまずいてしまったり、雨の日に足元を滑らせたりしてケガをされる方が多いです。
そもそも捻挫とは、どういったものかご存知でしょうか?
捻挫とは、足関節に限らず、過度な外力が関節に加わり、周囲の筋肉、靭帯などを痛めてしまう損傷のことです。
足関節を捻ってしまうと関節の構成上、90%くらいは前距腓靭帯という靭帯を損傷してしまいます。
前距腓靭帯とは、足の距骨と腓骨を結んでいる靭帯です。
それでは、もし捻挫をしてしまったときの対処法ですが、有効な応急処置としてRICE処置というものがあります。
R=Rest(安静)、I=Ice(冷却)、C=Compretion(圧迫)、E=Elevation(挙上)という処置内容で、この中でもっとも大切なのが冷却です。
よく痛みがあるのに患部を温めてしまう方がいますが、それは大きな間違いです。
損傷している関節の内部では炎症も発生しています。
患部が腫れていたり、熱っぽさを感じている場合は、氷などを用いて冷やしましょう。
捻挫を甘く見ると後々障害を残すこともあるので、早期の受診を強くお勧めします。
当院では、超音波観察器で関節内部まで異常を確認できるので安心です。
大きなケガをしないように、今年も元気にいきましょう。
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2017. 12. 1
冬も多いスポーツの症状
寒くなるとスポーツ障害が増えてきます。
試合前のトレーニングなど、痛みや違和感があってもつい無理してしまう方が多いです。
とくに成長期は骨や関節が柔らかく、過剰な負荷やトレーニングの反復は「スポーツ障害」の原因になります。
スポーツをする方は、ちょっとした痛みや違和感、フォームの乱れなどの変化を見逃さず、スポーツ障害を予防しましょう。
では、そもそもスポーツ障害とはなんでしょうか?
スポーツによる身体の故障には、瞬間的な外力によって起こる「スポーツ外傷」(骨折、捻挫、肉離れなど)と、身体への繰り返しの負担によって、痛みなどの症状があらわれる「スポーツ障害」があります。
先生によってはスポーツ外傷とスポーツ障害を総称してスポーツ障害と呼ぶこともあります。
スポーツ障害は早期に対処しないと関節が変形したり骨が剥離してしまい、慢性的な痛みや日常生活に支障を生じることもあります。
また、スポーツ障害は子どもに多いです。
成長期は骨が先行して成長するため、筋肉の成長とマッチしないことが多いのです。
男子の場合は高校1〜2年生、女子は中学3年生くらいまでが成長期です。
この時期の骨はまだ軟骨で骨端線と呼ばれる部分から伸びていきます。
成人と違って骨や関節は構造的にまだ弱く、強い外力が繰り返し働くと、傷ついたり変形して障害が生じやすいです。
身近でスポーツによる痛みを訴えている方がいましたら、ぜひご相談ください!
今年も最後のコラムとなりました。
来年も皆さまの健康に全力で寄り添ってまいります。
よい年をお迎えください。
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2017. 11. 1
冬に向けてのケガの予防
今月はランニングのケガでよくあるものを紹介したいと思います。
@ランナー膝。
ランナーのケガといえばこれですね。
走ることに慣れてきた頃に出てくるこのケガは、膝の外側を中心に痛くなるのが特徴で、屈伸や走った際の痛み、酷くなると歩くだけで痛みが出ます。
太腿の外側のストレッチ、アイシングが有効です。
膝の形状に応じて痛みの出方が変わりますので、運動量に限らず、痛みが出た場合は早めにご相談ください。
A足の甲の痛み。
靴のコンディションや床が固い場所で走行を繰り返した人がなりやすい症状で、足の腱の腱鞘炎です。
固定や安静が難しく、痛みが遷延化、疲労骨折のリスクもあります。
足首を回すストレッチではなく、足の腱を伸ばすストレッチとアイシングをして、いま履いているシューズやグランドコンディションの見直しも考えましょう。
人によっては踵なども痛くなる人が多いので状態に注意してください。
B間違ったフォームからの腰部痛。
前述の2種類や、足の疾患をかばって痛むことがあります。
反り腰の方に多い症状で、そこからヘルニアや分離症、すべり症など重度な腰部痛が起こることもあります。
適度なストレッチを腰だけでなく、大腿部の前後や背中周りまで全体的に行うこと。
腹圧を上げるドローインなども効果的です。
皆さんもすでに当てはまっているものはありませんか?
健康的な運動をするためにも、これらの症状に注意をしながらケアを怠らないように、よい運動ライフを過ごしてください。
まずはやってみることから!
運動は楽しくやっていきましょう。
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2017. 10. 2
花粉症は早めの対策を
10月になりました。
花粉症の季節が近づいています。
花粉症は流行する前に予防をはじめることがとても重要です。
具体的な予防策は、目の疲れを感じる前に、意識的に目を休める時間をとる。
タバコなどで部屋の空気が汚れたり、乾燥しないように配慮する。
コンタクトレンズの使用は控え、メガネを使用する。
バランスのよい食事をとる。
つまり規則正しい生活への意識を高めることが重要になります。
特に眼精疲労が免疫機能を狂わせて、急激なアレルギー反応を起こすことがあります。
デスクワークや読書などで目に負担をかけそうな時は、1時間ごとに15分程度の休憩を挟むようにしましょう。
集中力が高い方は、1時間毎にアラームをかけて、強制的に休息時間を設けましょう。
目の周囲には毛細血管がとても多く、長時間、目を酷使すると炎症を起こしやすいのです。
ですから、どうしても眼に負担をかけてしまったときは、冷えたタオルを目にあてるなどしましょう。
花粉症は発症してからでも十分に治るという方もいますが、その考えはとても危険です。
人間の抵抗力は毎年変化するので、毎回これで治っていると油断をしていると、症状が進行した状態でその年から治りづらい花粉症になってしまうことがあります。
あくまで早めの治療を心がけてください。
花粉症の諸症状が継続すると、クシャミのせいでギックリ腰や、背中の痛みなどが増えます。
酷い人だと咳だけで肋骨を骨折したという事例もあります。
アレルギーについては耳鼻科の先生にも相談し、花粉症にならないための対策を早期にはじめましょう。
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2017. 9. 5
季節の変わり目
みなさん、こんにちは!
まだ暑さの残る9月ですね。
今回は秋に向かって身体に出やすい症状について説明します。
秋は食欲の秋ともいわれますが、急激な食欲増進によって胃酸過多になり、胃に負担をかけてしまうことが多いのです。
食欲が戻ってきたからといって、すぐに胃が快調に働けるわけではありません。
夏に疲れた胃腸のまま食べ過ぎてしまうと胃痛や吐き気、酷い方だと胃潰瘍などの症状も考えられます。
そうした諸症状を回避するには、食欲が出てきてもはじめうちは油ものを避ける。
温かいものから摂る。
バナナなど食物繊維の多いものなど、胃にプラスになるような工夫が必要です。
辛いものやお刺身などの生もの。
極度にすっぱい柑橘系や冷たいもの、カフェインの強い飲み物などは、消化器の負担を考えると胃腸の状態が整うまで避けておきたい食べ物といえます。
この中に自分の好きなものはありましたか?
急に食欲が出てきたからといって大量に摂取するのは控えましょう。
好きという感情が体調への配慮を勝ってしまうと、気づいたら大変なことになるかもしれません。
好きなものから食べず、食欲が出てきたら胃に優しいものからしっかりと摂るようにして、胃がビックリしないように心がけていきましょう!
それでも胃の調子が悪くなったり、おなか周りに不安感が出てしまった場合は、まず薬に頼らず当院に相談してみてください。
お腹の痛みから腰痛につながる恐れがあるので、お腹の治療も行っていきましょう!
健康はお腹の中からよくしていき、秋に向けて万全の体制を目指していきましょう。
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2017. 8. 1
熱中症にご用心
夏のトラブルといえば熱中症です。
まず、熱中症は症状に応じて3つに分類されます。
T型は熱けいれん、熱失神。
U型は熱疲労。
V型は熱射病。
顔面蒼白、頻脈、めまい、多量発汗、吐き気、口渇がみられます。
T型とU型の違いは発熱を伴うこと。
U型と比べてV型は40℃を超える発熱をすることもあります。
応急処置は直射日光を避けて風通しのよいところで休みましょう。
おでこや首のうしろ、足のつけ根や脇の下をアイスパックなどでしっかり冷やしましょう。
ただし、体温が下がり過ぎないように注意してください。
寒気がすると熱中症が進行してしまいます。
水分確保は電解質も不足しているので、なるべく塩分を含んだ飲み物にしましょう。
予防するには、室温管理を上手にして急激な体温上昇を抑えながら、こまめな水分補給で汗をかける状態を維持しましょう。
また、汗を吸収しやすい服装に心がけましょう。
食事の面では味噌汁をメニューに加えることもよい対策になります。
お味噌は水分補給になるだけでなく調味料が塩分確保にとても優秀な食材です。
積極的に味噌汁を飲みましょう。
発汗後のケアも見直してください。
体感の温度は皮膚から感じています。
塗れたタオルで皮膚の表面を拭くだけで暑さの感じ方、汗腺をひろげて効率のよい発汗を促すことができます。
熱中症は室内でも起こります。
エアコンを使用していない時は部屋を閉め切りにせず、空気の入れ替えを積極的に行ってください。
快適な夏を過ごすために、適切な室温管理を行って、熱中症を寄せ付けない体調の維持に努めましょう!
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2017 7. 1
運動中の貧血について
こんにちは。
今回は患者さんから運動中の貧血について質問を受けましたので、この場を借りて書きたいと思います。
運動性貧血はとても予防が大切です。
持久力が求められるスポーツでは、貧血になると血液中のヘモグロビンの減少によって酸素の運搬能力が衰え、持久力の低下をもたらします。
運動性貧血を予防するには、食事の管理や栄養指導が重要な課題となります。
貧血予防の栄養素には、鉄+たんぱく質+ビタミンCがあります。
血中のヘモグロビンはヘム鉄とグロビンというたんぱく質が不可欠です。
鉄は体内への吸収が悪く、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が上がります。
「鉄+たんぱく質+ビタミンC」の三要素が揃った食事が大切な理由はそこにあります。
この三要素の摂り方としては各栄養素の含有量の高い食事を選びましょう。
@鉄の摂り方ですが、真っ先に頭に浮かぶレバーは鉄だけでなく、たんぱく質やビタミン類も豊富な食材です。しかし、苦手な方も多いようなので、その場合はウズラや鶏の卵、ドライフルーツなどが代わりになります。
Aたんぱく質は動物性と植物性を半々くらい摂るのが理想的です。最近は糖質コントロールダイエットの影響で肉や魚ばかり摂る方が多くいますが、米やパスタ、豆類などの植物性たんぱく質もきちんと摂りましょう。
野菜や果物に豊富に含まれるビタミンCは、ほうれん草など色の濃い野菜の摂取に心掛けてください。
青菜類が苦手だという人はオレンジジュースなどで補ってください。
暑い夏、運動中の貧血に注意し、食生活から整えていきましょう!
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2017. 6. 1
脱臼とは
今回のテーマにもある脱臼についてお話しします。
脱臼とは関節を正常な可動域以上に伸展、屈曲した際に骨が完全に外れてしまう障害です。
受傷直後は激しい痛みが出て、関節の可動域が制限されます。
過度な伸展・屈曲で靱帯を損傷するケースがほとんどです。
脱臼は症状により大きく2つに分類されます。
完全に骨が外れ、変形を伴うものを脱臼。
骨の位置がずれた程度のものを亜脱臼といいます。
脱臼の症状には関節の痛み、腫れ、変形があります。
骨の外れ方によっては変形と関節固定が伴います。
原因の多くは衝突、転倒、交通事故、格闘技の関節技などによって関節が可動域を超えたときに起こります。
関節には外れやすい方向があるので注意が必要です。
脱臼は骨折や靭帯損傷を併発している場合もあるので、すぐに専門家に相談してください。
脱臼の治療は外れた骨を戻す整復が基本となりますが、靭帯や関節包などの軟部組織に損傷が疑われる場合は固定を実施することもあります。
予防にはストレッチと筋力強化が効果的ですが、誤って脱臼を助長しないよう、方法については当院で丁寧に指導いたします。
筋力アップは関節の安定に役立つのでぜひ取り入れてください。
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2017. 5. 2
ぎっくり腰の予防法
5月になりましたね。
今月は梅雨に向けて、いまからできる“ぎっくり腰”予防法をお伝えします。
ぎっくり腰とは、腰が急に「グキっ」となって動けなくなるのは想像できると思います。
正しくは急性腰痛といいます。
いきなり腰部に痛みが走るケガで、関節捻挫や筋肉の損傷、筋膜の炎症などのことです。
ぎっくり腰は無理な姿勢や、重いものを持ち上げるなどの動作が圧力となって、椎間板や周囲の筋肉を痛めます。
ですから荷物を運ぶ際の姿勢や力の入れ方、正しい姿勢をつねに意識することが大切です。
予防法として、@腰への配慮とストレスの緩和。
A同じ姿勢はなるべく避ける。
B前かがみ姿勢に注意する。
C上手に膝を使って、腰への負担を軽くする。
D荷物は身体に近づけて持ち上げる。
E1日の終わりに心身のリラックスタイムを持つ。
などなど腰に意識を向けることからはじめます。
腰に違和感がある時はこの5つを意識して、ぎっくり腰を防ぎましょう!
もしも、ぎっくり腰になってしまったら、すぐに相談してください!
早期治療が早期回復につながります。
梅雨時は腰だけでなく、寝違えや肉離れなども出やすいので、身体をしっかり温めて、健康な毎日を過ごしましょう!
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2017. 4. 3
スポーツ障害、治します
暖かくなるとスポーツ障害の患者さんが増えてきます。
試合前のトレーニングなど痛みや違和感があっても、つい無理をしてしまう方が多いようです。
また、それまで常識とされていたトレーニングが、間違いということもあります。
とくに成長期は骨や関節が柔らかいので、過度の負荷やトレーニングの反復は、「スポーツ障害」の原因になります。
ちょっとした痛みや違和感でも軽く考えずに対処しましょう。
スポーツ障害には、瞬間的な外力によって起こる、「スポーツ外傷」(骨折、捻挫、肉離れなど)と、身体に繰り返し負担をかけて、慢性的な痛みなどに悩まされる、「スポーツ障害」があります。
スポーツ障害はすみやかに治療をはじめないと完治に時間がかかり、日常生活に支障をきたすこともあります。
また、成長期の子どもの場合、骨が先行して成長するので、筋肉の成長が身体の成長に伴っていません。
この時期の骨はまだ軟骨で骨端線と呼ばれる部分から伸びていきます。
成人と違って構造的にもまだ弱く、強い外力が繰り返し働くと損傷や変形しやすいのが特徴です。
これからが本格的なスポーツの季節、身体に異変を感じたら、すみやかに当院までご相談ください!
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2017. 3. 1
春に増える症状
今回は、春に増えてくる症状をいくつか紹介します。
ギックリ腰:暖かくなると生活も活動的になりますが、冬の間に冷えた筋肉は固まったままで、そのギャップから、ギックリ腰や寝違えなどに見舞われやすくなります。
予防法は、急に身体を動かさない。
目覚めたら布団の中で暫くゴロゴロする。
温かいものを摂取するなど。
当院のギックリ腰の患者さんのうち約1/3は春先に発症しています。
スポーツ障害:スポーツの負傷には捻挫や肉離れ、骨折や脱臼といったケガとともに、ランナー膝やジャンパー膝。
テニス肘や野球肩など、反復性の刺激によって発症するスポーツ障害もドンドン増えてきます。
新年度は、新しいスポーツに取り組んだり、部活動も活発になる時期なので、無理のない運動量と適切なケアが重要です。
予防策は、運動前後のストレッチ、必要に応じたテーピング。
痛みが出る運動には、フォームのチェック、指導者との相談。
充分な休養が必要となります。
寝違え:冬の寒さで冷きった首の筋肉が損傷して起きる突発的な痛みです。
お風呂にしっかり浸かる、肩関節への入念なストレッチなどの対策が効果的です。
いずれも痛みに襲われたら、すみやかに来院してください。
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2017. 2. 2
お蕎麦って健康的
今回は健康的な食べ物、お蕎麦についてのお話です。
お蕎麦は僕も大好きですが、おいしいだけではなく、すぐれた栄養素を備えています。
蕎麦には不足しがちなビタミンB1・B2が、小麦や米の2〜3倍も含まれています。
これらのビタミンは食欲を増進させ、口内炎、脱毛などを防ぎます。
蕎麦に含まれる抗ストレスビタミン、疲労回復や炎症を和らげるパントテン酸は、白米の0.7mgに対して、2.6mgもあります。
蕎麦は栄養バランスがよく、ほかの穀類、麺類よりタンパク質が豊富なだけでなく、アミノ酸のリジン、トリプトファン、メチオニンなどが理想的な比率で含まれています。
白米やラーメンでは不足しがちなナイアシン、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラルも豊富です。
さらに、蕎麦には食品の中で唯一、ルチンという成分を含んでいます。
ルチンは別名ビタミンPとも呼ばれ、ビタミンCの酸化を抑えてくれるので、欧米では薬として用いられています。
蕎麦と一緒に野菜を食べて相乗効果を引き出しましょう。
また、ビタミンB1やルチンは水溶性なので、そばのゆで汁に溶け出していますから、ぜひ、蕎麦湯も飲んでいただくことをオススメします!
お蕎麦を食べてよい健康ライフを!
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2017. 1. 10
外反母趾予防編
先月に引き続き、今回は外反母趾の予防について書いていきます。
外反母趾はひどい場合、手術になってしまうこともあるので、しっかりと予防しなければなりません。
予防法の一つ目は、足指じゃんけんです。
足の指でグー、チョキ、パーを5〜10回繰り返します。
そうすることで足裏の筋肉を鍛え、固まってしまった関節を円滑に動かすことができます。
二つ目は、タオルのたぐり寄せ(タオルギャザー)です。
床に広げたタオルの前にイスを置いて座ります。
そして、両足の指でタオルをたぐり寄せます。
これを4、5回ほど繰り返します。
足指じゃんけん同様に足裏の筋力トレーニングです。
見た目以上に難しく、とても効果的なトレーニングです。
三つ目はホーマン体操です。
イスに座って幅広のゴムを両足の親指に掛けます。
そして、かかとを着けた状態でつま先を10〜20秒ほど開きます。
これを15回ほど繰り返します。
指の変形予防と関節の可動を促す効果が期待できます。
最後に親指のストレッチです。
ストレッチする足と同じ側の手で足を握って固定し、逆側の手で足の親指をゆっくり上下左右に引っ張ります。
これを20回ほど繰り返します。
必ず両足に行って、外反母趾を防ぎましょう。
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2016. 12. 1
外反母趾のトレーニング
今月は外反母趾のトレーニングについてのお話です。
まず、外反母趾で筋力が少なくなる原因には、足の指が長い。
足の親指がもっとも長い。
足首が内側に傾いている。
裸足で歩く機会が少ないなどがあります。
裸足になる機会が減ってしまった私たちは、忙しい日々で運動不足になり、誰もが外反母趾になる可能性があります。
一方、外反母趾は男性より女性が10倍以上も多く、しかも、ご家族に外反母趾の人がいる場合は、外反母趾も遺伝することもあります。
簡単な予防トレーニングには、
@足指じゃんけん…足の指でグー、チョキ、パーを順番に5〜10回ほど繰り返します。
Aタオルのたぐり寄せ(タオルギャザー)…タオルを床に広げ、その前に椅子を置いて座ります。そして、足指でタオルをつまんでたぐり寄せます。これを5回ほど繰り返します。
B親指ストレッチ…ストレッチする足と同じ側の手で、足を握って固定します。つぎに反対側の手で足の親指を持ち、無理のない範囲で親指を上下左右に引っ張ります。これを左右30回ほど繰り返します。
この3つで足の筋力を上げて、外反母趾になりにくい足にします。
来月は予防についてです。
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2016. 11. 1
男性も増えてきた外反母趾
今回は外反母趾についてお話ししたいと思います。
外反母趾の特徴的な症状は、足の母指(親指・母趾)の先が人差し指(第2趾)側に「くの字」に曲がり、つけ根にある関節内側の突き出た部分への痛みです。
この突出部が靴に当たって炎症を起こし、酷くなると靴を履いてなくても痛むようになります。
主な原因は、足裏のアーチ(土踏まず)が低下していること、足裏の筋肉が弱くなっていることがあります。
それによって足が偏平足になり、親指に加重がかかり過ぎて外反母趾になってしまうのです。
また、親指に大きな負荷がかかると、根元部分の関節が亜脱臼(あだっきゅう)を起こします。
亜脱臼とは、骨の結合がズレてしまった状態のことで、そのまま靴を履き続けると、靴による圧迫に抗えず、親指が小指側に曲がってしまうのです。
欧米から靴文化が流入して日本でもすっかり定着してしまった外反母趾は、これまで女性が中心でしたが、近年は男性も増えており、現代人の筋力低下の著しさがわかります。
足の裏の筋力アップは難しいですが、次回は外反母趾の予防法や筋力トレーニングについて、もう少し詳しくお話しします。
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2016. 10. 2
頭痛のメカニズム
先月に引き続き頭痛の話をします。
今月はメカニズムのお話です。
「気圧の変化による頭痛のメカニズム」は、気圧の低下→自律神経の乱れ→血管の拡張→急激な血流の変化→頭痛という流れで起こります。
気圧の低下で血管が拡張するのは、山に袋菓子を持っていくことをイメージしてもらうとわかりやすいのではないでしょうか。
登山などで高地へ向かうと野外の気圧が低くなるにつれて袋の中の気圧が高まって、菓子袋は膨張します。
身体の中の血管についても同様の現象が起こるのです。
とくに血管や神経が過敏な人は天候の変化にともなう低気圧によって脳の血管が拡張して、頭痛が起こりやすくなります。
気圧の変化のほかにも、気温の変化も頭痛の原因になります。
これから秋から冬へと気温も下がって、寒さと低気圧に覆われる季節が続きますので、頭痛に悩まされることがとても増えてきます。
効果的な予防策は自律神経を乱さないこと。
くれぐれも身体をよく温めて、よりよい生活を送りましょう。
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2016. 9. 1
夏の疲れと頭痛の関係
「夏から秋にかけて頭痛がやけに多いな…」私の友人が秋の頭痛に悩まされていました。
元々頭痛持ちではありますが、秋になるにつれて頻度が上がるそうです。
一見過ごしやすそうな気候でも、頭痛の原因になる季節なんです。
どうして夏から秋に頭痛が多くなるのでしょう?
秋の頭痛の原因はおもにふたつあります。
それは…気温と気圧の変化!
これらに共通しているのが自律神経の働きとの関連です。
自律神経には、無意識に行われる、呼吸・体温・消化、血管の拡張・収縮などを調整する役割があります。
自律神経は交感神経と副交感神経が交互に作用することで、機能を活発にしたり抑えたりする仕組みになっています。
気圧の変化や気温の変化が激しいと、自律神経は不安定になりやすいのです。
この乱れが血液の流れにも影響を及ぼすのです。つまり、血管の拡張・収縮に伴う、血流の不安定が、頭痛を発生させるのです。
秋は、「気圧の変化」「気温の変化」の激しさから、頭痛が起こりやすいのです。
では、気圧と気温はどのように頭痛と関係しているのでしょうか?
次回はそのメカニズムについてお伝えします。
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2016. 8. 1
熱中症
暑くなってきましたね。
この時期、増加する熱中症は、正しい知識と普段からの注意で発症を防げます。
初夏や梅雨明け・夏休み明けなど、身体が暑さに慣れていない時期の急な温度上昇には注意しましょう。
熱中症は、軽症の熱けいれん、中等症の熱疲労、重症の熱射病の3つに分類されます。
おもな症状には、頭痛や疲労感から、俗に「暑気あたり」といわれる状態や、こむら返りを起こす熱けいれん、脱水が主体で頭痛や吐き気を催す熱疲労、体温が40℃を超え、意識がなくなる最重症の熱射病までさまざまです。
対処の基本はつぎの3つになります。
@衣服をゆるめ、安静にして身体を冷やす。
A涼しい場所で休ませる。
日陰やクーラーの効いた部屋で安静にし、氷や保冷剤などで腋の下、首のまわり、脚の付け根などを冷やし、血液循環を利用して体温を下げる。
B水分補給・意識がはっきりしていれば、水分補給(スポーツドリンク)を行う。
意識障害や吐き気がある場合は、直ちに救急車を要請し、医療機関へ搬送する。
いずれもこまめな水分補給と休息で、注意深く体調を管理する意識を持ちましょう。
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2016. 7. 1
スイカについて知りたいと聞きまして
夏になってきましたね。夏の食べ物といえばスイカです!
今回はスイカと健康について書いていきます。
一つ!
塩をかけるとポカリスエットのような効果が期待できます!
スイカの90%は水分ってご存じですか?
水分は熱中症の予防に重要ですが、スイカには水分だけでなく、糖分やミネラルも含まれているので、食塩をかけて食べると、スポーツドリンクと同じような効果を得ることのできる、熱中症対策に役立つ食べ物なんです。
二つ!
むくみや動脈硬化にもよい。
スイカにはシトルリンという成分が含まれています。
この成分が血管を拡張し、体内の血流を改善促して手足のむくみが改善できます。
シトルリンには高血圧や動脈硬化の予防効果もあるそうですよ。
三つ!
ダイエットや便秘解消にもよい!
スイカは甘いから太るのでは?
と思う人もいるかもしれませんが、じつはダイエットにも最適なんです!
90%が水分のスイカのカロリーは、わずか37kcal/100g。
食物繊維も豊富なので、便秘解消にも効果的。
スイカを食べてよい健康ライフを!
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2016. 6. 1
梅雨病の対処法
季節の変わり目や天気の悪さで、頭が痛い、だる重…原因は自律神経が乱れにあります。
自律神経には日中活発になる交感神経と、安静時に働く副交感神経があり、このふたつの神経のバランスが乱れると頭痛やめまい、耳鳴りなど、心身の不調を招くのです。
梅雨時は低気圧で大気中の酸素が薄くなることから、自立神経は安静側の副交感神経が優位になります。
副交感神経と聞くとリラックスした状態をイメージしますが、梅雨時の環境でリラックスモードが続くと血流の低下や湿度の上昇でヒスタミンという物質が発生し、痛みが強くなる傾向にあります。
リウマチなどの関節の痛みも同様です。
雨降りが続いて体調が悪いとなかなか外出もしにくいかもしれませんが、そんな梅雨時こそ、できる限り身体を動かして痛みを緩和するよう努めてください。
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2016. 5. 9
ストレートネックA
ストレートネックの症状には、頭痛がする、肩がこる、首が痛い、首が動かない、頚椎症、椎間板症、上を向けない、めまい、ふらつき、手のしびれ、寝違えを繰り返す、枕が合わない、逆流性食道炎、胸焼け、吐き気、自律神経失調症、うつなどがあります。
無症状…ストレートネックや頚椎後弯であっても無症状の場合があり、必ずしも症状が出るわけではありません。
男女ともに多くあらわれますが、最近では子どもにも増えています。
ストレートネックへの対応は、初期や症状の軽い場合は、首局所のマッサージやストレッチなどで改善できる場合もあります。
しかし、ストレートネックは首だけの問題ではないので、それだけで完治させることは難しく、より根本的な解決を図るためには、全身の骨格を改善することも必要になります。
正常な首の形は、頚椎前弯といって、前方になだらかなアーチを描いています。
このアーチが失われると真っ直ぐなストレートネックになります。
さらに進行すると逆向きのアーチを描く、「頸椎後弯変形(後方ネック)」になります。
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2016. 4. 1
ストレートネックとは@
みなさんは、ストレートネックというものをご存知ですか?
ストレートネックとは…頚椎の生理的前湾角度 30度以下の状態をいいます。
首が真っ直ぐにゆがんだ状態を示す言葉で、病名ではありません。
正常な首の前湾角度は30〜40度です。
慢性的な 頭痛・首の痛み・肩こりに悩む人の多くはこの角度が浅く、病院でレントゲンやMRIを撮ると、正常より首が真っ直ぐです。
それでは何故、ストレートネックになってしまうのか?
それは慢性的な不良姿勢、うつむき姿勢を続けることで、首の生理的カーブが失われてしまうのです。
長時間のパソコンやスマホの操作はもっとも代表的な原因です。
スマホの爆発的普及を契機に使い過ぎによるストレートネックがとても増えています。
また、スポーツ障害によって起きる場合は、バレエやダンス、姿勢矯正格闘技(ボクシング、レスリング、柔道、総合格闘技など)による、頭部や首への衝撃。
顎を引き背中を丸くした姿勢。スキーやスノーボードでの転倒。
スポーツ以外では交通事故による「むち打ち」があります。
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2016. 3. 1
コーヒーは好きですか?
私はコーヒーが大好きです。みなさんはいかがでしょう?
毎日飲む方、香りが苦手という方もいると思います。
昔から「コーヒーは身体に悪い」といわれてきた一方、コーヒーには、
@狭心症や心筋梗塞などの心臓病 A脳卒中B肝疾患、肝臓がんCパーキンソン病などの神経疾患D糖尿病などのリスクを軽減する可能性があるとする、「じつはコーヒーは身体によい」との研究結果もみられてきました。
コーヒーに含まれるカフェインは、ダイエット補助剤に使われるなどの効果があり、脂肪分解酵素のリバーゼを活性化する働きもあります。
体内に蓄えられたリパーゼが脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解し、脂肪酸を血液中に放出して、それらが筋肉に送り込まれエネルギーとして消費されます。
これが脂肪燃焼です。つまり、カフェインによって体内の脂肪が分解されやすい状態になるのです。
より効率よく脂肪を燃焼するには、運動前後に飲むといいでしょう。
ほかにも研究段階ですが、食前のコーヒーで食欲が抑制できるという説もあります。
正しく飲んで、よいコーヒーライフを!
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2016. 2. 1
冬の運動は肉離れに注意
寒い季節になると肉離れを起こす患者さんが増えてきます。
日中は暖かいのに夜は冷え込み、寒暖の差で筋肉内部のバランスが崩れるためといわれています。
とくに疲労の蓄積や老化で柔軟性がなくなった筋肉に起こりやすく、力を込めて収縮した筋肉が耐えきれず筋繊維を傷つけて起こります。
はじめの治療は冷却・圧迫・固定などの応急処置を行い、筋肉が修復してきたら手技療法、運動療法などのリハビリを行っていきます。
しっかり完治させないと再発しやすい厄介な障害です。
スポーツ中に起こりやすいイメージですが、筋肉の状態が悪い人は日常生活のちょっとした動作でも起こります。
春に向けて少しずつ運動をはじめたいとお考えのみなさま、肉離れにならないよう、日頃のケアをしっかりしていきましょう!
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2016. 1. 7
〜あけましておめでとうございます〜
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
みなさま、2016年の目標は決まりましたか?
どの年代の方も目標をしっかり定めて、よりよい一年にしていってくださいね。
武蔵境中央整骨院の2016年の目標は、「患者さん達を痛める前より綺麗な身体を作る」をスローガンに治療していきたいと思っています。
近年、筋力低下やバランスの悪い患者さんがとても多く見受けられます。
便利になっていく世の中で、身体がどんどん退化していくのが、かなり目立っていると肌で感じます。
痛める前よりよい筋肉へ、動くようになった関節をより強靭に、弱くなってしまった身体をより強く。
1年間、患者さんの身体の基礎を作っていきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。
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2015. 12. 1
〜ランナーによくある3つのケガ〜
最近、ランニングをしている人が増えていますね。
ランナーのケガといえば膝のケガがとても多いのですが、それ以外にもランニングをはじめ立ての方によくあるケガを紹介しましょう。
@脛の内側:シンスプリントといったりします。運動をはじめたばかりの方によくあるケガですね。
A足の裏:足底筋膜炎といわれる足の裏の炎症です。シューズの質や、地面の固さが影響するケガです。
B腰:フォームの悪さや偏平足から腰に負担をかけて腰痛を起こします。
よくあるランナーの3つのケガにはしっかり対策を施して、よいランニングライフを!
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2015. 11. 2
〜むち打ちはあとからやってくる〜
むち打ちって怖いんですよ〜!
発症してすぐに痛くなるわけではなく、翌日以降に痛みが出てくる場合が大半で、長い人だと1週間以上後に出てくるケースもあります。
その理由には衝撃により脳脊髄液の分泌に異常をきたしてしまう、バレリュー症候群などもあるからです。
むち打ちといえば交通事故ですが、自転車の転倒や、スキー・スノーボードでのケガによる発症も多いです。
転倒してすぐに痛みが出ず、時間が経ってから出てきた方。
頭痛が抜けないな?
朝いちに吐き気がするな?という方。
早めにご相談ください。
自分が思っている以上に重症化しているかもしれませんよ?
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2015. 10. 1
〜肩甲骨の治療が得意です〜
肩甲骨って大事なんですよ!
腕を動かすとき、身体を捻るとき、首を支えるとき。
さまざまな役割を持つとても大切な骨になります。
肩を回しているときにゴリゴリ音が鳴る方いらっしゃいませんか?
肩甲骨が原因かもしれません。
腕が上がりづらくなってきたな?
と思う方、肩甲骨がうまく動いていない可能性もあります。
子どものボールを投げるフォームがおかしいな?と思う方。
肩甲胸郭関節が動いていないかもしれませんね。
などなど。
上半身の症状のほとんどに肩甲骨が絡んできます。
これから涼しくなり、身体を動かす機会も増えてきます。
肩甲骨の動きをよくして、よりよい生活を過ごしましょう!